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研究?産学官連携

大学フェローシップ創設事業

「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」とは (文部科学省HPより)

 論文の筆頭著者の約2割を占める博士後期課程学生は、先端研究の現場の重要な担い手であるとともに、次代の科学技術?イノベーションを担う貴重な存在です。今後、高度人材の獲得競争が激化する中で、修士課程から博士後期課程に進学する優秀な人材の確保が不可欠です。
 近年、博士後期課程における経済的な不安と研究者としての将来のキャリアパスが不透明であることが相まって、我が国では、博士後期課程に進学する学生が減少し、博士号取得者数も、主要国の中で唯一減少傾向にあります。
 修士課程から博士後期課程に進学する優秀な人材の確保を図るため、将来の我が国の科学技術?イノベーション創出を担う博士後期課程学生の処遇向上とキャリアパスの支援を、全学的な戦略の下で一体として実施する大学への支援を実施します。

名称

南部?アインシュタイン フェローシップ(量子分野)

取組みの概要

 大阪市立大学は、大阪府立大学とともに 2020年度 文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の実施機関として採択されました。
 大阪市立大学の「物理学及びその関連分野」は、世界水準の高度な研究成果と優れた若手研究人材を多数輩出してきた、本学を代表する研究領域であり、常に高い研究水準を維持する国内有数の物理学研究拠点と認知されています。
 本事業では、分野の壁を越えた様々な研究交流事業や国際交流事業の場に大学院生を参加させることを通じて、多様な専門分野に所属する博士後期課程学生が、自らが極める専門領域を基盤に、異なる分野の多様な知と概念に触れ、「量子3.0」につながる「新たな知の創造」を担うことのできる、次世代型の高度研究人材を育成します。あわせて、アカデミアや産業界への新たなキャリアパス開拓支援を大学の戦略として取り組んでいくものです。

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