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低酸素性脳症の新生児へのさい帯血幹細胞治療 臨床研究を開始

この研究は下記のメディアで紹介されました。 <(夕)は夕刊 ※はWeb版>
◆5/12 日本経済新聞、読売新聞、産経新聞、毎日新聞、朝日新聞(夕)
その他、地方紙多数

 医学研究科 発達小児医学分野の新宅治夫教授らのグループなど10機関でつくる共同研究グループは、出産時に起きる脳性まひの主な原因である「新生児低酸素性虚血性脳症(HIE)」について、さい帯血(へその緒の血液)に含まれる幹細胞を用いて治療を行う国内初の臨床研究を開始しました。1人目の治療を4月28日に倉敷中央病院(岡山県倉敷市)で実施しましたが、現在のところ経過は順調です。

 研究代表の新宅教授は「今後、6例の実施を想定しており、安全性の検証を進めていく」とコメントしています。

【参考】
 2014年08月28日掲載
「低酸素性脳症の新生児にさい帯血幹細胞治療:臨床研究を今秋から開始」