豊崎プラザの研究プロジェクトが2011年度グッドデザイン賞特別賞を受賞
都市研究プラザの現場プラザの一つ、豊崎プラザで取り組んでいる研究プロジェクトが2011年度グッドデザイン賞特別賞を受賞しました。
2011年度グッドデザイン賞受賞
- 賞名:グッドデザイン?サステナブルデザイン賞(経済産業大臣賞)
- 対象名:豊崎長屋
- 事業主体名:大阪市立大学都市研究プラザ+吉田家
この賞は、地球環境問題を踏まえ持続可能な社会の実現をめざしている活動に贈られます。
概要:90年前に建てられた長屋群は建物の老朽化や住人の高齢化、空き家の増加などの様々な問題を抱えていた。しかし、大阪市立大学との出逢いをきっかけに、長屋の魅力や歴史的価値を見直し、住まいやまちを再生させる改修へと踏み出した。2007年から「長屋本来の魅力の再生」「住まいとしての改修」「耐震補強」の3つを柱とし、家主?大学?学生?地域住人が共に協力しながら継続して改修を行っている。この長屋群には、これからの住まいへの可能性やまちを再生させる「きっかけ」のデザインが詰まっている。
グッドデザイン賞とは
「グッドデザイン賞(Gマーク)」は、1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン選定制度」を継承し、1998年より財団法人日本産業デザイン振興会の主催事業として運営される、日本で唯一の総合的なデザイン評価?推奨制度です。これまで50年以上にわたり、新しい時代の文化と生活を創造することを目的に「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」を導く運動として展開され、のべ受賞件数は37,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。また「グッドデザイン賞」受賞のシンボルである「Gマーク」はすぐれたデザインを示す象徴として広く一般に親しまれています。