理沙巴体育app_沙巴体育平台-中国体彩网唯一官网推荐物理学科
物理学科の 3 ポリシーと学修マップ
教育の特色と目標
物理学は、自然現象に対する系統的な観測、実験および理論的な考察を通して、自然に潜む普遍的な法則を探る学問です。その結果、科学的な根拠を持った自然現象の解明、および新たな現象を予測することが可能になりました。物理学は、私たちの自然に対する認識を深く豊かに掘り下げると同時に、産業発展の原動力にもなっています。そして、その産物である精密で高度な実験手段が、自然科学の新たな発展に大きな影響を与えています。
物理学科では、自然界を支配する基本的な法則を物理学の両輪である理論と実験の両面から学びます。系統的に組まれたカリキュラムにより、基礎の古典物理から現代物理に至る専門知識を学び、最先端の研究を通じて論理的な思考力を養い、未解決な問題に忍耐と柔軟性を持って立ち向かうことのできる人材の育成を目指します。
学位授与の方針 (ディプロマ?ポリシー)
所定の単位を取得することにより、以下の要件を満たした学生に、学士学位を授与します。
- 全学共通教育科目の履修を通して、幅広い教養と外国語能力を習得すること、自主的?総合的な判断力を養成すること、そして社会人として必要な教養を身につけること。
- 物理学の理論的手法と実験的手法の両方を修得し、あらゆる対象から智見を得ることのできる基礎的能力と、得られた智見を正確に伝える能力を身につけること。
教育課程編成?実施の方針 (カリキュラム?ポリシー)
物理学の対象は、素粒子?原子核の極微の世界から天体や宇宙を扱う極大の世界まで、また、超低温や高温プラズマといった極限環境の物質から室温に近い環境での物質の性質まで、森羅万象にわたります。このようにあらゆる対象から智見を得る、理論的手法と実験的手法の両方を修得するために、専門科目(講義、演習、実験)が基礎から先端まで体系化されたカリキュラムを提供しています。
- 自ら調査?探求?検討する論理的思考力と発表による表現力や、英語による理解力?表現力など、大学での学びの基礎となる力を養うために、導入科目(物理学演習)を配置します。
- 幅広い教養、多面的な視野、外国語によるコミュニケーション能力を養うために、基礎教育科目、総合教育科目、外国語科目、健康?スポーツ科学科目を配置します。
- 基礎教育科目の一部を必修の基礎的な科目と位置づけ、基礎から専門科目による根幹へ、さらには先端科目へと進みます。その過程で対象から智見を得る理論的手法と実験的手法の基礎的能力を養います。
- 現代の物理学を理解する先端科目(素核宇宙物理学、物性物理学、統計解析など)を配置し、4 年生で行なう卒業研究と発表を通して、対象から智見を得る能力と得られた智見を正確に伝える能力を養います。それぞれの講義科目の関係については、下図の「物理学科カリキュラムマップ」を参照してください。
それぞれの講義科目の関係については、下図の「物理学科カリキュラムマップ」を参照してください。
入学者受入れの方針 (アドミッション?ポリシー)
物理学を理解する基礎学力を有する人で、以下のいずれかに当てはまる学生を求めます。
- 自然のなりたちや美しさに興味を抱いている人
- ものごとの基本原理を理解したい人
- 実験や観察に工夫をすることや、ものを作るのが好きな人
- 集中して考え続けるのが好きな人
入学試験では、次の点を確認します。
- 一般選抜(前期日程?後期日程)では、高等学校教育課程で習熟が必須とされる基礎学力、および物理学の理解に必要となる学力の確認に重みを置いた選考を行います。
- 学校推薦型選抜では、小論文、口述試験を通し物理学の理解に必要となる基礎学力および学習意欲を確認します。
- 私費外国人留学生選抜では高等学校教育課程で習熟が必須とされる基礎学力ならびに日本語の読解力と聴解力を確認します。
新入生向けカリキュラム紹介メッセージ
物理学は、実験や観測によって現象を把握し、その現象だけでなく、まだ実験や観測で確認されていない現象をも予言できる高度に洗練された理論を、数理的に構築することをめざします。そして、構築された理論がどのような状況で正しい予言をするのかを、実験や観測によって確認することにより、理論はより洗練されたものになります。この手法はとても強力です。実際、物理学の研究領域は、素粒子?原子核の極微の世界から天体や宇宙を扱う極大の世界、また、超低温や高温プラズマといった極限環境の物質から室温に近い環境での物質の性質まで、森羅万象にわたっています。このように、あらゆる対象から智見を得ることができる基礎的能力を身につけるためには、並大抵の努力では不可能です。怠らず、学んでください。